田中将、開幕2戦目先発の“利点”とは 24勝無敗、優勝に導いた2013年は4戦目

優勝した2013年はWBCに出場した負担を考慮、開幕4戦目に先発

 田中将にとって2戦目の先発に回ったことが「吉」と出る可能性もある。どのチームも、開幕投手を務めるのがその年のエース。2番手も、“カードのアタマ”となる開幕4戦目を任されることが多い。

 となると、2戦目はチーム内の序列的にやや落ちる投手が先発することに。ここに田中将を持って来られるのは涌井、田中将、岸孝之、則本昂大と、開幕投手を任されてもおかしくない投手を4人も抱え、ドラフト1位ルーキーの早川隆久(早大)まで2桁勝利を期待されている楽天ならではなのだ。

 ちなみに、ヤンキースで4度開幕投手を務めた田中将だが、楽天では2012年の1度だけ。24勝無敗という超人的な成績を残した13年も、開幕投手ではなかった。直前まで日本代表としてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)第3回大会で戦っていた負担を考慮され回避。当時の星野仙一監督は、新人の則本昂を代役に抜擢した。

 田中将は4戦目にあたるKスタ宮城(現・楽天生命パーク)での本拠地開幕戦に回った。この年27試合に先発したが、相手の開幕投手と対戦したのは、7月9日の日本ハム戦(武田勝)1度きりだった。今年もまたマー君が土つかずで白星を稼ぎまくり、引っ張られるようにしてチームも上昇気流に乗る展開にならないとも限らない。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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