澤村拓一、レッドソックス合流 新天地ユニに照れ笑い「似合っているかどうかは」

会見に臨んだレッドソックス・澤村拓一(画像はスクリーンショット)
会見に臨んだレッドソックス・澤村拓一(画像はスクリーンショット)

2月27日に渡米、コロナ対策で自主隔離していた「焦る気持ちがありながらも」

 ロッテから海外FA権を行使してレッドソックス入りした澤村拓一投手は2日(日本時間3日)、米フロリダ州フォートマイヤーズで行われているスプリングトレーニングに参加した。守護神候補と期待される右腕は報道陣の取材に対応し、「伝統のあるユニホームに袖を通して野球ができるということで、この地にきて練習をしてみると、やはり日本とは全く違う世界。日本では体が大きかったですけど、ここでは小さい方なので、その中でもいろんなことを吸収して取り組んでいけたらなと思っています」と語った。

 澤村は2月27日に渡米。新型コロナウイルス対策のため自主隔離していた。「ここに来て皆さんに挨拶して会うことが出来たのでとりあえず良かったなと思います。世界中がコロナで気をつけなきゃならないっていう世の中なので、そこはしょうがないかなっていう気持ちと、今日に関しては焦る気持ちがありながらも練習に参加できたのかなって思います」と話した。

 チームメートには温かく出迎えられたという。「1人1人監督からピッチングコーチ、スタッフ、選手みんなが出迎えてくれて、ウエルカムと言ってくださって、ネイト(イオバルディ)に関しては『ここは家族だから』という言葉と、『困ったことあれば皆助けるよ』と言っていただいたんで思いっきりできるなと思っています」と表情を緩めた。「また来たばかりなので、何試合投げるとか、こういう場面で投げたいとかいう欲を出さずに、まずは自分がどういう人間で、皆さんがどういう人間かを認識した上で早く溶け込んで関係を築いていければと思っています」と目標をあげた。

 開幕まで1か月を切っている。新たな環境への対応などが求められる。「ずっと肌身離さずボールを持ったりピッチングする時もまず慣れるということ。日本の時と握るボールは違いますから、これからどんどん投げて行って馴染んでいかなればと思っています」。キャンプ中は背番号「22」をつけるが、まだ決まっていないという。「赤を身につけることがプライベートでも少なかったので、新鮮な気持ちと似合っていればいいかなという。似合っているかどうかは僕が判断することじゃないんで」と笑顔を浮かべた。

(Full-Count編集部)

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