ダルビッシュ、最速155キロ&スプリットに満足「落ちは良かったと思います」

パドレス・ダルビッシュ有【写真:AP】
パドレス・ダルビッシュ有【写真:AP】

試合形式の練習で2回2奪三振1安打無失点「スプリットを投げてみたい」

 パドレスのダルビッシュ有投手は2日(日本時間3日)、試合形式の練習「ライブBP」に登板。2イニングで2三振を奪い、1安打無失点と上々の仕上がりを見せた。最速は96マイル(約154.5キロ)を計時した。「スプリットを投げてみたいということで多めに投げました。真っすぐは良かったと思います」と振り返った。

 2度目の実戦マウンドではスプリットを多投。スプリングトレーニング中に野茂英雄球団アドバイザーから助言を受けている。「落ちは良かったと思いますね。この数年、スプリットを武器にしているところがあったんですけど、落ち方が安定しないのが自分のスプリット。それがなくなって全体的に落ちている」と手応えを口にした。「落ちればいい話ではない。去年のスプリットの方が打者に合わない可能性もないと言えない。そこはもう少し見てという感じですね」と先を見据えた。

 チームからは投手陣の牽引役として期待されている。「リーダーシップがある人ではない。変化球に関しては、人のヘルプをするだけ。(他の投手が)『昨日の試合でカーブが良かった』と言ってくれるのが僕の中で一番うれしいです」と打ち明けた。

 次回以降はオープン戦での登板となる見込み。「球速も出てきているし、変化球のキレはいつもの、この時期にしてはいいと思います。クイック、試合の緊張感の中でどうなるか。自分の中で確認していくべきところかなと思います」と前を向いていた。

(Full-Count編集部)

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