山口俊がOP戦初登板、1回2安打無失点に手応え「昨年に比べて前に進んでいる」

5回からの1イニングを2安打無失点、オープン戦初勝利を挙げる

■ジャイアンツ 3-1 Wソックス（オープン戦・日本時間5日・スコッツデール）

　ジャイアンツとマイナー契約を結んだ山口俊投手が4日（日本時間5日）、スコッツデールで行われたホワイトソックスとのオープン戦（特別ルール）で移籍後初登板。5回から5番手として登板し1回1奪三振2安打無失点に抑えオープン戦初勝利を挙げ、メジャー昇格へアピールした。

　両チーム無得点で迎えた5回からマウンドへ。先頭・ガルシアから二ゴロ、アドルフォを空振り三振に仕留めた。2死からルクロイ、エンゲルの連打でピンチを招いたものの、2019年首位打者のアンダーソンを左飛に打ち取った。

　キャンプ直前にブルージェイズから自由契約となり、ジャイアンツとマイナー契約。山口は「思うことと体の動きが一致してきたのが昨年との違いだと思います。昨年に比べて前に進んでいるところかなと思います」と手応えを口に。次回登板に向けては「苦しい時も変化球でカウントを作ること。まずは変化球を投げ分ける。そこじゃないかと思います」と課題を挙げることも忘れなかった。

（Full-Count編集部）