大谷翔平、今季初の実戦登板で最速161キロ 初回ピンチも3奪三振無失点
8月3日のアストロズ戦以来215日ぶり実戦登板
■アスレチックス – エンゼルス(オープン戦・日本時間6日・メサ)
エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、アリゾナ州メサで行われたアスレチックスとのオープン戦で今季初の実戦登板。初回は3奪三振無失点に抑えた。初回の球速は96マイルから100マイル(154.5~160.9キロ)だった。
初回。先頭・カナを外角フォーシームで見逃し三振に仕留めて上々のスタートを切った。アンドラスに左翼線二塁打とされたが、オルソンをフォーシームで空振り三振。チャップマンを四球で歩かせたものの、モアランドをスプリットで空振り三振に仕留めた。
大谷は8月2日(同3日)の本拠地・アストロズ戦後に右前腕の筋損傷が判明。その後は打者に専念し、2試合登板、0勝1敗、防御率37.80に終わった。2月27日(同28日)のキャンプ2度目のライブBP(実戦形式の投球練習)で最速100マイル(約161キロ)をマーク。キャンプ中に大台超えするのは日米通じて初めてだった。この日の実戦登板は215日ぶりだ。