開幕投手・上沢に続くのは? 金子、吉田ら日ハムの開幕ローテを予想

日本ハム・金子弌大、上沢直之、吉田輝星【写真:石川加奈子】
日本ハム・金子弌大、上沢直之、吉田輝星【写真:石川加奈子】

開幕投手は上沢に決定、バーヘイゲンら助っ人来日遅れで横一線の争いか

 26日のシーズン開幕まで1か月を切り、各球団の戦力状況が明らかになりつつある。主力は調整の最終段階に入り、開幕1軍入りを目指す選手はアピールのラストスパートを迎える。チームの開幕ダッシュに向け、重要になってくるのが先発投手の開幕ローテーション。オープン戦での結果次第で状況は変わるものの、現時点での各球団の6枚を占ってみたい。今回は2年連続Bクラスから巻き返しを目指す日本ハムを取り上げる。

○開幕ローテ予想(昨季成績)
上沢直之(15試合8勝6敗、防御率3.06)
金子弌大(34試合1勝3敗、防御率5.11)
加藤貴之(28試合4勝2敗、防御率3.26)
河野竜生(12試合3勝5敗、防御率5.07)
伊藤大海(新人)
吉田輝星(5試合0勝2敗、防御率8.41)

 2019年最多勝に輝いたエースの有原航平がポスティング申請でレンジャーズへ移籍。昨季チームトップタイの8勝を挙げた上沢が2年ぶりの2度目の開幕投手に指名されている。3日の西武とのオープン戦(札幌ドーム)では5回4安打無失点と好投。26日の楽天との開幕戦(楽天生命パーク)へ順調な仕上がりを見せている。

 開幕投手の上沢以外は熾烈な先発争いが展開されそうだ。昨季チームトップに並ぶ8勝を挙げたバーヘイゲンら外国人選手の来日が遅れ、2014年の沢村賞・金子を始め、加藤、河野らが先発ローテ候補か。昨季未勝利に終わった吉田、ドラフト1位の伊藤、村田透、西村天裕、生田目翼らにもチャンスは十分ありそうだ。今後のオープン戦が貴重な判断材料となりそうだ。

 昨季までに栗山監督は先発投手に短いイニングを託す“ショートスターター”を採用。エース有原が抜けた2021年。2年連続Bクラスからの巻き返しへ、指揮官のタクトも試されることになりそうだ。

(Full-Count編集部)

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