有原航平、制球向上で7者連続斬り 同僚捕手&地元紙称賛「質の高い球を投げた」

カブス戦に先発したレンジャーズ・有原航平【写真:AP】
カブス戦に先発したレンジャーズ・有原航平【写真:AP】

オープン戦2度目のカブス戦で3回2安打1失点「ボールを操れていたかなと」

■カブス 9-0 レンジャーズ(オープン戦・日本時間9日・メサ)

 レンジャーズの有原航平投手は8日(日本時間9日)、アリゾナ州メサで行われたカブス戦でオープン戦2度目の先発登板。3回を投げ、無四球2安打1失点と好投した。マスクを被ったホセ・トリビーノ捕手は、「三振も奪うけど、ほとんどの場合打者を攻めていく。ゴロを打たせてアウトを取る。それが彼のスタイルで、今日はそれを見せてもらった。ゴロに打ち取り、質の高い球を投げていた」と称えた。大リーグ公式サイトが伝えている。

 エラーにも動じなかった。初回、先頭ハップの中前打、失策などで1死一、二塁のピンチを招き、ピーダーソンの右前適時打で先取点を献上。さらに失策で満塁のピンチを招いたが、ボートを遊ゴロ併殺打に仕留めた。2回から2イニング連続の3者凡退。「前回よりボールを操れていたかなと思います。自分の仕事はアウトにすることだけ。そのことだけを考えた」と有原。トリビーノは「コウヘイにとって、プレート付近に球を集めて、そこに彼が持つ最高の球を投げ込むのが大事なんだと思う」と振り返っている。

 地元紙「ダラス・モーニングニュース」は「コウヘイ・アリハラは格段に良くなったコマンドを披露した」と見出しから称賛。「最初のスプリングトレーニングでの登板で、コウヘイ・アリハラはイニングを終わらせるために味方の助けが必要だった。2度目の登板で、今度はレンジャーズがアリハラに助けを求めた」と伝えている。

(Full-Count編集部)

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