規格外の大砲に3割5分超の好打者、“藤川2世”も 評価高まるルーキーたち【セ編】

巨人・秋広優人(左)と阪神・佐藤輝明【写真:福谷佑介、荒川祐史】
巨人・秋広優人(左)と阪神・佐藤輝明【写真:福谷佑介、荒川祐史】

DeNAドラ2の牧秀悟は打率.353の活躍

 3月26日の開幕に向けて、各チームが戦力の見極めを行っている最中のオープン戦。主力・ベテランが開幕に合わせて徐々に状態を上げる中、若手・新人らは開幕1軍の座を狙い、必死にアピールを続けている。今季は阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手や、巨人のドラフト5位・秋広優人内野手の活躍が話題だが、注目選手は2人だけではない。ここではオープン戦で存在感を見せる新人をピックアップ。“未来のスター”を目指し奮闘する選手たちを紹介する。(成績は11日現在)

 今、最も野球ファンの関心を集める選手の1人と言っていいのは阪神の佐藤輝だ。5日のソフトバンク戦(PayPayドーム)では、第1打席で左翼ホームランテラスにソロ本塁打を放ち、昨季パの最多勝と最高勝率の2冠に輝いた石川柊太投手に「あの打球が入るのか、凄いな、まじか」と言わせる衝撃デビューを果たした。甲子園で行われた10日の広島戦では第3打席で左中間最深部に“本拠地初”本塁打を放ち、虎党に強烈な印象を植え付けた。ここまで5試合で18打数7安打2本塁打、打率.389。評判通り規格外のパワーを見せつけている。

 200センチを超える長身が注目を集める巨人の秋広もここまで5試合で14打数4安打の打率.286。高卒ルーキーとしては異彩を放つ活躍を見せている。キャンプ中に公開された球団公式YouTubeの打撃練習動画は現在120万再生を超えるなど注目度は“ドラ1級”。一塁にはベテラン中島宏之内野手らがいる激戦区だが、巧みなバットコントロールを武器に1軍の枠を掴みたい。

 開幕スタメンに向けてアピールを続けるのは、DeNAのドラフト2位・牧秀悟内野手。コロナ禍でソト、オースティンら外国人選手の来日が未定の中、定位置を掴もうとしている。9、10日の日本ハム戦(横浜)では2試合で9打数5安打と固め打ち。6試合で打率.353と傑出した成績を残している。

“秘密兵器”として期待されるのは広島ドラフト6位・矢野雅哉内野手と、阪神ドラフト8位・石井大智投手か。矢野は171センチ、70キロと小柄ながら強肩が武器。まずは遊撃や三塁でのバックアップとして1軍の枠を掴みたい。石井大智は秋田高専から四国IL高知を経て入団。SNSではファンから「第2の藤川球児」と評されるなど、力強い直球が武器の右腕だ。ここまで2試合、打者7人に安打を許してない投球でブルペンの1枠を狙いたい。

 他にも、広島のドラ1・栗林良吏投手や、ヤクルトのドラ2・山野太一投手らが好投を見せ、即戦力の期待を裏切らない成績を見せている。開幕まで残り2週間弱、熾烈な競争を勝ち抜き開幕1軍の座を掴む新人は誰か。フレッシュな選手たちのアピールに注目だ。

(Full-Count編集部)

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