澤村拓一、初実戦途中降板も指揮官はスプリットを高評価「打者もついていきにくい」

オープン戦に登板したレッドソックス・澤村拓一【写真:Getty Images】
オープン戦に登板したレッドソックス・澤村拓一【写真:Getty Images】

3連続四球もあり2/3回1失点、指揮官「とにかく段階を踏んでもらいたい」

■Rソックス 8-2 レイズ(オープン戦・日本時間13日・フォートマイヤーズ)

 レッドソックスの澤村拓一投手が12日(日本時間13日)、レイズ戦でオープン戦初登板。2/3回を投げて1安打3四球の1失点で予定の1回を投げきれなかった。三振を奪うなど収穫もあった“デビュー登板”を終え、アレックス・コーラ監督は試合後「投げた球は良かった。大事なのは、とにかくマウンドに立って回数を重ねること。結果にはフォーカスしていない。とにかく段階を踏んでいってもらいたい」と語った。

 5回から2番手で登板。先頭を右飛に打ち取ると、次打者からは空振り三振を奪取。順調に2死を奪ったが、直後に二塁打を許し、さらに3者連続で四球を与えて押し出しを許した。この時点で降板となり、課題が残る結果となった。

 ただ、指揮官は「スプリットの動きは鋭いし、ストレートもすごくいい。イニングから出れなかったけど、でもそれはどうでもいい」ときっぱり。スプリットが効果的であることを強調し「バッターもついていきにくい。大事なのはしっかりストライクゾーンに投げていくこと。ストレートとスプリットのコンビネーションはいいと思う」とうなずいた。澤村の次回登板は15日(同16日)にの予定だとも明かした。

(Full-Count編集部)

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