大谷翔平の2打席連発に「彼は本物、二刀流続けるべき」 被弾の“二刀流右腕”が脱帽

2打席連続本塁打と活躍したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
2打席連続本塁打と活躍したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

2018年には4本塁打を放っているレッズ先発のローレンゼン

■レッズ 7-3 エンゼルス(オープン戦・日本時間16日・テンピ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、レッズ戦とのオープン戦に「2番・DH」でスタメンし、初回に2号ソロ、3回に3号ソロと2打席連続アーチを放った。2打席連発は、2018年8月3日(同4日)のインディアンス戦以来、実に955日ぶり。被弾したレッズ先発の“二刀流右腕”マイケル・ローレンゼン投手も「彼は本物」とただ脱帽した。

 2018年には4本塁打も放っているローレンゼン。同じ二刀流の道を歩む大谷と対峙した初回、外角高めの球を左翼スタンドに運ばれたことを振り返り「(大谷は)良かった。彼が打った1本目は(空気が乾燥していてボールが飛びやすい)アリゾナホームランだった」と語った。捕手と顔を見合わせて笑ったといい「(ダグアウトにいる)DJ(デレック・ジョンソン投手コーチ)の方を見ると、彼は『今のは忘れていいよ』と言っていたね」と話した。

 3回に左中間に放り込まれたソロについては「カーブでカウントを取っていこうとしたら、彼に大きいのを持っていかれたんだ」と省みたローレンゼン。「2本目のは、1本目の分の埋め合わせと言ったところかな。2倍くらいは飛んでいたからね。彼は素晴らしいよ」と敵ながら称賛した。二刀流の“同志”として「いつも僕は言っていることだけど、彼は本物さ。初めて見た時から、彼のやっていることが大好きで、今のように二刀流を続けていくべきだと思う。見ていて楽しい選手で、好きな選手を選ぶとしたら、彼を選ぶね」とうなずいた。

(Full-Count編集部)

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