「スプリットが非常に素晴らしい」山口俊、OP戦初失点もキャプラー監督は高評価
「もっと(スプリットを)投げてほしいと思っていて、そうしてくれた」
■ロイヤルズ 6-1 ジャイアンツ(オープン戦・日本時間16日・サプライズ)
ジャイアンツとマイナー契約を結んだ山口俊投手が15日(日本時間16日)、ロイヤルズとのオープン戦で7回から6番手としてリリーフ登板し、2イニングを2安打1奪三振1失点でオープン戦3試合目にして初失点を喫した。試合後、元巨人のゲーブ・キャプラー監督は「スプリットは空振りを奪える武器だと思っている」などと評した。
山口は先頭のドージャーにいきなり左翼線二塁打を浴びたが、続くメレンデス、イスベルを打ち取り最後はプラットを空振り三振に仕留め無失点。続く8回は先頭のマティアスに左前打を浴び、その後は自らの2つの暴投で1点を失った。
キャプラー監督は山口について「スプリットが非常に素晴らしい武器だと考えている。もっと(スプリットを)投げてほしいと思っていたところで、今日はまさにそうしていた。彼のスプリットは空振りを奪える武器だと思っている。(カーブとのコンビネーションが良く)それに、打者に強打を許さないコースに彼は直球を投げ込める」と評した。
MLB公式サイトによると、今オフにジャイアンツと1年300万ドル(約3億2800万円)で契約したアレックス・ウッド投手が背中を痛め、開幕ローテ入りに疑問符がつく状態だという。ウッドを欠いた場合の開幕ローテについて指揮官は現状でガウスマン、クエト、デスクラファニ、サンチェス、ウェブを考えている模様だ。
(Full-Count編集部)