ヤクルト奥川恭伸、OP戦ラスト登板は5回途中3失点 開幕ローテ入りなるか?

西武戦に先発したヤクルト・奥川恭伸【写真:宮脇広久】
西武戦に先発したヤクルト・奥川恭伸【写真:宮脇広久】

最速151キロをマークするも、ピンチ招き5回途中で降板

■西武 – ヤクルト(オープン戦・21日・メットライフ)

 ヤクルトの2019年ドラフト1位・奥川恭伸投手が21日、メットライフドームで行われた西武戦に先発し、山賊打線を相手に5回途中まで投げて3失点だった。

 オープン戦3度目のマウンドに上がった奥川。初回、先頭の金子への初球でいきなり150キロをマークすると、3球目のスライダーで遊ゴロに。2死とした後、森に左前安打を許したものの、山川を三ゴロに抑えて無失点で切り抜けた。

 2回はこの日最速タイとなる151キロをマークし、外崎、中村から連続三振を奪うなど3者凡退に。3回も下位打線を3人に封じた。だが、4回、2死から山川にフェンス直撃の二塁打を許すと、続く栗山に右前適時打を浴びて失点した。

 さらに外崎にも右前安打、中村には死球を与えて満塁とされたが、ここは木村を左飛に打ち取って最少失点に切り抜けた。5回もマウンドに上がったものの、先頭の源田、続く金子に連打を許して無死二、三塁のピンチを背負った。西川を空振り三振に仕留めたが、球数が77球となったところで高津監督は交代を告げた。

 あとを受けた2番手の長谷川宙が森に四球を与えると、3番手の今野龍太が山川、栗山に連続適時打を浴びて一気に逆転を許し、奥川は3失点となった。

【動画】西武・栗山に適時打を浴びたヤクルト・奥川

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