前田健太、メジャー初の開幕投手へ心境は? 「朝イチ憂鬱な気分で目が覚める」

ツインズ・前田健太【写真:AP】
ツインズ・前田健太【写真:AP】

ブルワーズとの開幕戦を翌日に控えて意気込みを語った前田

 ツインズの前田健太投手が3月31日(日本時間4月1日)、1日(同2日)のブルワーズ戦に向けて意気込みを語った。メジャーで初の開幕投手を任され「すごく光栄なことですし、メジャーリーグで開幕の日にマウンドに上がると言う事は自分にとって夢のようなこと」と心境を明かした。

 ツインズに移籍して迎えた2020年シーズンは11試合に先発して6勝1敗、防御率2.70の好成績を残した前田。ア・リーグのサイ・ヤング賞投票で2位に入り、ツインズのエースとなった。日本でも経験のある開幕投手だが、メジャーではもちろん初。「メジャーの先発ピッチャーのレベルの高さをすごく痛感して、自分よりいいピッチャーがたくさんいると言うことをアメリカに来て感じていた。まさか自分ができると思っていなかった中で、こういう風に任されたことはすごく光栄なこと」と驚きを隠さない。

 開幕前日は「あまり緊張しないタイプ」とリラックスした表情。その一方で「明日朝起きた瞬間に緊張感とかプレッシャーとか戻ってくると思うんですけれど、それがまた久しぶりに戻ってくるなと言う感じはあります。とにかく朝起きた時が僕的には憂鬱なんで、まぁ明日朝イチ憂鬱な気分で目が覚めると思います」とも明かしていた。

 開幕投手は投手としての名誉であると同時に、1年間、チームを引っ張る大黒柱としての責任も伴う。前田も「チームはやっぱりワールドチャンピオンを目指して1つになって戦っていくと思いますし、自身の目標としては自分のキャリアの中で16勝が最高だったので、それ以上勝てるように自分の背番号と同じ18勝できるようなシーズンにしたいです」と根気への意気込みを語っていた。

(Full-Count編集部)

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