ダルビッシュ「自分の力不足」 4年ぶり開幕投手も痛恨2被弾、移籍後初勝利ならず

開幕投手を務めたパドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
開幕投手を務めたパドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

本拠地ダイヤモンドバックス戦で4回2/3で8安打4失点

■パドレス 8ー7 Dバックス(日本時間2日・サンディエゴ)

 パドレスのダルビッシュ有投手は1日(日本時間2日)、4年ぶりの開幕投手を務めた。本拠地のダイヤモンドバックス戦で先発し、5回途中で2被弾を含む8安打4失点。移籍後初勝利の権利まで、あと1死届かなかった。最速は98マイル(約157.7キロ)。チームは8-7で競り勝った。「全体的に自分が思うようにコントロール出来ていなかった。すごく我慢の投球が続いていました」と振り返った。

 初回2死一、二塁からカブレラに左前へ先制適時打を献上。2回から4回まで得点圏に走者を置いたものの、粘りの投球で後続を断ち切った。しかし、5点リードした5回にマルテに中越えソロを被弾。カブレラにも右越え2ランを浴びた。4回2/3で93球(ストライク64球)を投げ、6奪三振1四球、8安打4失点。「体力的には問題はなかったんですけど、自分の力不足だったと思います」と振り返った。

 ダルビッシュが開幕投手を務めるのはレンジャーズ時代の2017年以来2度目。「今日はエンジョイするような状態でなく、試合前のブルペンでも自分の状態をなるべくいい状態に戻すのに必死だった。最後までとにかく集中して楽しんでいる余裕はなかったです」と振り返った。チームは両軍22安打の乱打戦を制し、「1人1人が自分の仕事をして、1人1人が頼れるチームだと思います」と語った。

(Full-Count編集部)

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