有原航平、初勝利逃すも5回3失点のメジャー初登板 「特別な登板」「2巡目が課題」

メジャー初登板・初先発のマウンドに上がったレンジャーズ・有原航平(中央)【写真:AP】
メジャー初登板・初先発のマウンドに上がったレンジャーズ・有原航平(中央)【写真:AP】

初回、2回は抜群の立ち上がりも「2巡目に入るところでもっと工夫していれば」

■ロイヤルズ 11ー4 レンジャーズ(日本時間4日・カンザスシティ)

 レンジャーズの有原航平投手が3日(日本時間4日)、敵地ロイヤルズ戦でメジャー初登板初先発し5回6安打3失点とした。リリーフ陣が逆転を許しメジャー初勝利はお預けとなったが試合後は「今日は特別な登板だったので緊張しました」と語った。

 有原は93マイル(約150キロ)の直球にスライダー、ツーシーム、チェンジアップを低めに集め4回まで走者を許しながらも要所を締め無失点の好投。だが、5回は先頭のテーラーにバックスクリーンへ一発を浴びると、続くイスベルを打ち取ったかに見えたが中堅・タベラスが太陽で飛球を見失い不運な三塁打に。ここでアルベルトに右中間へ適時二塁打、さらに1死一、三塁からメリフィールドの二ゴロの間に3点目を失った。

 メジャー初登板を終えた有原は開口一番「今日は特別な登板だったので緊張しました」と語り、「立ち上がりは良かったんですが、2巡目に入るところでもっと工夫していればもっと違った結果を出せたんじゃないかなと。次への課題にしたい」と振り返った。

 次回登板に向けては「1週間調整して、もっと長いイニングを投げないと結果には繋がらないのでしっかり投げられるようにしたい」と意気込みを口にした。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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