遊フライなのに生還“神タッチアップ”が「速すぎる」 機転利いた“史上最高”走塁

平凡な内野フライでタッチアップしたアストロズのホセ・アルトゥーベ【写真:AP】
平凡な内野フライでタッチアップしたアストロズのホセ・アルトゥーベ【写真:AP】

平凡な内野フライでタッチアップを敢行した“小さな巨人”

■アストロズ 9ー5 アスレチックス(日本時間3日・オークランド)

 まさかの遊飛でタッチアップ――。“小さな巨人”こと、アストロズのホセ・アルトゥーベ内野手が2日(日本時間3日)のアスレチックス戦で、快足と華麗な走塁術を披露した。平凡な遊飛にも関わらず、三塁走者として本塁を陥れた姿に、ファンは「速すぎる」「史上最高」と度肝を抜かれた。

 7回表1死、アルトゥーベを三塁に置き、4番・タッカーが2番手スミスの初球に詰まらされた場面だった。二塁付近へ高々と打球が舞うと、シフトが敷かれた遊撃手・アンドラスが内野と外野の芝生切れ目付近でボールをキャッチ。その瞬間、アルトゥーベは猛然とタッチアップ。不意を突かれたかのようにアンドラスは慌てて本塁へ転送するも、最後はアルトゥーベがタッチを見事に掻い潜り本塁を陥れた。

 この目を疑うようなタッチアップをMLB公式インスタグラムが動画で紹介すると、ファンも続々と反応。「機転の利いたプレー」「尋常じゃない」「すまん、何フライだって?」となどとコメントが寄せられた。NPBでも、ソフトバンクの周東佑京内野手や阪神の近本光司外野手ら俊足の存在は、時として試合状況を一変させる。最多安打4度、盗塁王2度、首位打者3度と数多くのタイトルを獲得している“小さな巨人”は、MLBで今季も躍動してくれそうだ。

【動画】「速すぎる」アルトゥーベの“神走塁”

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY