40歳で驚異の打球速度188キロ… 衰え知らずの419発男の豪快弾は「ミサイル」

本塁打を放ったツインズのネルソン・クルーズ【写真:AP】
本塁打を放ったツインズのネルソン・クルーズ【写真:AP】

6打数3安打5打点2本塁打と早くも打棒を発揮する40歳の鉄人

■ツインズ 15ー6 タイガース(日本時間6日・デトロイト)

 今季でメジャー17年目を迎えるツインズのネルソン・クルーズ内野手が、5日(日本時間6日)のタイガース戦に「3番・指名打者」で先発出場し、6打数3安打5打点、2本塁打と自慢の打棒を爆発させた。40歳になっても衰え知らずの大砲が3打席目に放った打球速度188キロの1発に対し、ファンは「ミサイル」と度肝を抜かれている。

 5回表の先頭。92.4マイル(約149キロ)のフォーシームが甘く入った時だった。クルーズは力感のないオープンスタンスから、失投を待ってましたとばかりに豪快なスイングで完璧に捉えた。打った瞬間にスタンドインと分かる強烈な打球は、左翼席中段に突き刺さった。NPBでも中日に復帰した福留孝介や阪神の糸井嘉男ら40代前後になっても第一線で活躍するベテラン強打者はいるが、まさに衰え知らずの驚愕弾だった。

 この一発にMLB公式インスタグラムも注目。打球速度が116.6マイル(約188キロ)だったことに触れ動画で紹介した。映像を見たファンからは「クルーズは不老」「モンスター」「正真正銘のロケット」と脱帽した。通算419号を決めたレジェンドは、今季もその驚異的なパワーで本塁打を量産してくれるだろう。

【動画】「正真正銘のロケット」 40歳“鉄人”の188キロ豪快弾

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