「残酷、そして異常」「打つのは不可能」164キロのシンカーに米ファン愕然

マーリンズ戦に登板したカージナルスのジョーダン・ヒックス【写真:Getty Images】
マーリンズ戦に登板したカージナルスのジョーダン・ヒックス【写真:Getty Images】

8日のマーリンズ戦で登板した最速169キロ右腕のヒックス

■カージナルス 7ー0 マーリンズ(日本時間8日・マイアミ)

 メジャーリーグで球速の最速記録を持つ投手といえば、ヤンキースのアロルディス・チャップマン投手とカージナルスのジョーダン・ヒックス投手。ともに自己最速は105.1マイル(約169.1キロ)を記録しており、大谷翔平投手が日ハム時代にマークした165キロを4キロ超も上回っている。

 そのうちの1人であるヒックスが7日(日本時間8日)のマーリンズ戦で投じた球速102マイル(約164.2キロ)で変化する“ターボシンカー”にファンが「残酷」「ロケット」と驚きの声を上げている。

 この日は7点リードの9回にマウンドに上がったヒックス。2死一、二塁の場面でベルティに対して投じた2球目はインコースへ切れ込んでくるシンカーだった。その球速は102マイル(約164.2キロ)を計時した。

 この1球を「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られ、投球分析をするロブ・フリードマン氏が自身のツイッターで紹介すると、ファンからは「これは信じられないぐらい公平じゃない」「残酷、そして異常」「102マイルで動くだなんて」「これは不公平だ」「ロケット」「打つのは不可能」といったコメントが寄せられていた。

【動画】「打つのは不可能」164キロのシンカー

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