4度の手術を乗り越えて… 1300日ぶり登板がメジャーデビューの26歳に米感動

指揮官「自信があったからリハビリも乗り切れたと思う」

 そんな右腕の復活劇に監督、チームメートも賛辞を送る。レイズのケビン・キャッシュ監督は「彼は確かに自信を持っています。自信がなければ、彼のように障壁を乗り越えることはできないでしょう。称えたいのはそこです。リハビリの過程で脱線しかねない時はあったはずです。しかし、素晴らしい投手になるんだという自信と信念があったからこそ、リハビリも乗り切れたのだと思います」と語った。

 今季のレイズ開幕投手タイラー・グラスノーは「彼は私が今まで出会った人の中で、最も自信に満ちた人間です」と評し、マイク・ズニーノ捕手は「(復活劇の)一員になれて最高でした。フューチャーズ・ゲーム(マイナーリーグのオールスター)で彼を見たことや、彼に関する大きな話題が沸騰していたことを覚えています。彼は毎日懸命に取り組んでいます。メジャーデビューを果たして、成功するところを見られたのはとても特別なことです」と喜んだ。

 MLBが公式ツイッターにハニーウェルの投球動画を投稿すると、ファンも反応。「本当に良かったね」「名前を覚えておこう」「アメージングな復活」「本当に素晴らしい」「これが野球を愛する理由」「おめでとう!」と祝福のコメントを寄せている。

 この日の登板後、ハニーウェルは代替トレーニング地に向かった。より長いイニングを投げられるように調整するためだという。キャッシュ監督が「力強いメッセージ」を送ったと評した投球。復活を遂げたハニーウェルの今後の投球が注目される。

(Full-Count編集部)

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