通算319本塁打のヤ軍ベテランが試合前に突然の引退「1週間前ぐらいから…」

ファンの声援に応えるヤンキースのジェイ・ブルース【写真:AP】
ファンの声援に応えるヤンキースのジェイ・ブルース【写真:AP】

通算319本塁打のブルースが19日のレイズ戦をもって引退を発表

 ヤンキースのジェイ・ブルース外野手が18日(日本時間19日)、本拠地・レイズ戦をもって現役引退を表明した。通算319本塁打を誇るベテランは「自分自身に期待しているレベルのパフォーマンスが発揮できないと感じた」と理由を語った。

 今シーズンもここまで10試合に出場していたベテランが突然の引退を発表した。MLB公式サイトもブルースの引退を伝え、この日の試合前に会見では「1週間前ぐらいから(引退を)真剣に考えるようになり、頭から離れなくなった。最終的に、自分自身に期待しているレベルのパフォーマンスが発揮できないと感じたんだ」と語った。

 レッズから2005年に1巡目指名を受けメジャー通算1650試合に出場。3度のオールスター出場、2度のシルバースラッガー賞を獲得するなど1455安打、319本塁打、951打点の成績を残した。

 今季はロースター外の招待選手としてヤンキースのスプリングトレーニングに参加。一塁手のルーク・ボイトが怪我したことにより開幕戦ロースターの枠を勝ち取っていた。ヤンキースは今後、DJ・ルメイヒューを一塁に回しルーグネッド・オドーアを二塁で起用していく方針だという。

(Full-Count編集部)

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