大谷翔平、制球不安定も奪三振ショー 3回まで5四球5奪三振無失点、エ軍は3回に先取点

レンジャーズ戦に先発しているエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
レンジャーズ戦に先発しているエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

3回まで毎回5奪三振は全てスプリット

■エンゼルス ー レンジャーズ(日本時間21日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、今季初勝利をかけて本拠地のレンジャーズ戦で先発登板した。右手中指マメの影響で投打同時出場した4日(同5日)以来16日ぶりの登板。3回まで5四球を与えたものの、毎回5奪三振1安打無失点に抑えた。フォーシームの最速は97.7マイル(約157.2キロ)。

 立ち上がりは大荒れだった。初回先頭・カイナーファレファのバットをへし折って遊ゴロに打ち取ったが、ダールから3者連続四球。1死満塁のピンチでエンジン全開となった。ソラック、カルフーンをスプリットで2者連続空振り三振に仕留めた。

 2回は先頭・トリビーノを空振り三振。元巨人ガルシアに四球を与えたが、捕手・スズキの二盗阻止に助けられた。ホルトの中前打後はカイナーファレファを空振り三振にスプリットで仕留めた。3回は2死から四球を与えたが、後続を打ち取った。球数は59球(ストライク28球)。この日はマメの回復具合を考慮して75球前後の球数制限が設けられる予定だ。

 打線は両軍無得点の3回、フレッチャーの右犠飛で先取点を挙げた。大谷は勝てば2018年5月20日の本拠地・レイズ戦以来1066日ぶりの勝ち星となる。

(Full-Count編集部)

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