球団初40代複数勝利の鷹・和田毅 アクシデント降板も軽症、工藤監督「次は差し支えない」

ソフトバンク・和田毅【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・和田毅【写真:藤浦一都】

「親指の爪の横がペロッてなった。無理するのはやめようということで交代に」

■ソフトバンク 4ー1 楽天(21日・PayPayドーム)

 ソフトバンクは21日、本拠地PayPayドームで行われた楽天戦に4-1で快勝し、引き分けを挟んで3連勝とした。先発した和田毅投手は6回途中1失点で今季2勝目を挙げ、球団では初となる40代複数勝利を達成。アクシデントで降板したものの、大事ではなく、工藤公康監督は「次は問題ないと聞いています」と説明した。

 3回までは1人の走者も許さない完全投球を披露。4回に小郷に左翼線への二塁打を許したものの、5回までわずか1安打に封じた。だが、6回に先頭の岡島にソロを被弾。さらに小深田、小郷に連打を浴びたところでアクシデント発生。指先を気にする素振りを見せ、治療のためにベンチへ下がり、そのまま降板となった。

 試合後、工藤監督は和田のアクシデントについて「親指の爪の横のところがペロってなったので。無理するのはやめようということで交代になった。次には差し支えないと聞いています」と明かし、大きなアクシデントではなかったとした。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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