大谷翔平、日米通算100号は“今季MLB最速”の珍記録付き…17.3秒でダイヤモンド1周
打ってから17.3秒でホームに…MLB公式が着目「オオタニは脚力を見せつけた」
■レンジャーズ 7ー4 エンゼルス(日本時間22日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地のレンジャーズ戦で「2番・指名打者」で先発出場。3回の第2打席で4試合ぶりの5号ソロ本塁打を放ち、プロ9年目で日米通算100号本塁打に達した。2試合ぶり安打にもなり、3打数1安打、1本塁打、1打点で打率.310。プロ9年目の節目の一発には、思わぬ“珍記録”もついたとMLB公式サイトが伝えている。
3回2死走者なしの第2打席だった。カウント2-2から83.4マイル(約134キロ)のスライダーを捉えると、打球は大きな放物線を描いて右翼スタンドに着弾した。飛距離は402フィート(約122メートル)、打球速度は107マイル(約172キロ)。NPB時代の5年間では48本塁打を放ち、MLB4年目で通算52発に。日米合わせて通算671試合目(NPB403試合、MLB269試合)の出場で100号に到達し、NPB時代は約8試合に1本塁打のペースだったが、メジャーではここまで約5試合に1本のハイペースで重ねている。
豪快なアーチもさることながら、大谷はなぜかダッシュでダイヤモンドを1周。MLB公式サイトによると、打ってから17.3秒でホームに到着。このタイムは、ランニング本塁打を含まない一発の中で、今季メジャー最速の珍記録となった。同サイトも「オオタニは脚力を見せつけた」と着目。余韻に浸る間もない微笑ましい“快足アーチ”だった。
(Full-Count編集部)