大谷翔平、「2番・投手」でリアル二刀流 本塁打トップの先発登板は100年ぶり大記録

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

今季3度目の登板で1072日ぶり勝ち星、バットでは962日ぶり3戦連発に期待

■レンジャーズ ー エンゼルス(日本時間27日・テキサス)

 エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地のレンジャーズ戦で「2番・投手」で先発する。22日ぶり渡米後2度目の投打同時出場で、今季3度目のマウンドでは3年ぶりの勝利を目指す。バットでは今季初の3試合連続本塁打に期待がかかる。

 4日(同5日)の本拠地・ホワイトソックス戦でメジャーで初めて投打同時出場し、その後は右手中指マメの影響で登板を回避。20日(同21日)の本拠地・レンジャーズ戦で投手復帰し、4回1安打無失点、7奪三振7四死球だった。中5日を空けての登板となる。勝てば2018年5月20日(同21日)の本拠地・レイズ戦以来1072日ぶりの勝ち星となる。今季成績は2試合登板、0勝0敗、防御率1.04。

 打撃では前日25日(同26日)の敵地・アストロズ戦の8回に決勝7号ソロを放った。試合前まで19試合出場し、打率.286、7本塁打、16打点、3盗塁。3試合連発となれば、2018年9月7日(同8日)の敵地・ホワイトソックス戦以来962日ぶりで自身3度目となる。

 球団によると、メジャー最多本塁打の選手が先発登板するのは1921年6月13日のベーブ・ルース(ヤンキース)以来100年ぶり。当時のルースはメジャー1位の19本塁打でタイガース戦に「3番・投手」で先発。5回5安打4失点で勝ち投手となり、打撃では3打数2安打2本塁打3打点2四球と活躍した。100年の時を経て、どこまで迫れるか注目だ。

 また、左肘を痛めていたマイク・トラウト外野手が「3番・中堅」、股関節の張りで10日間の負傷者リスト(IL)入りしていたアンソニー・レンドン内野手が「4番・三塁」でスタメン復帰する。投手・大谷にとっては、この上ない援軍となるはずだ。

【エンゼルス】
1(二)フレッチャー
2(投)大谷翔平
3(中)トラウト
4(三)レンドン
5(右)ウォルシュ
6(左)アップトン
7(一)プホルス
8(遊)イグレシアス
9(捕)スズキ

【レンジャーズ】
1(右)カルフーン
2(遊)カイナーファレファ
3(右)ギャロ
4(一)ロウ
5(中)ガルシア
6(二)ソラック
7(左)ダール
8(三)ホルト
9(捕)トリビーノ
投手 ライルズ

(Full-Count編集部)

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