大谷翔平、100年&50年ぶりのW快挙 本塁打トップで先発登板+ア投手で2安打3得点

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP、Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP、Getty Images】

本塁打数トップで先発登板は1921年6月13日のベーブ・ルース以来、100年ぶり

■エンゼルス 9ー4 レンジャーズ(日本時間27日・テキサス)

 エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地のレンジャーズ戦に「2番・投手」で先発し、5回9奪三振3安打4失点で今季初勝利を挙げた。打っても2点タイムリーを放つなど3打数2安打2打点3得点の大活躍。ア・リーグの投手で2安打3得点を記録するのは1971年5月1日のジム・ペリー氏以来50年ぶりの快挙だった。

 大谷は初回に3ランを浴びるなど制球を乱し4失点。だが、2回から立ち直ると5回まで無失点で切り抜け、9奪三振の力投を見せた。打撃では初回に四球で出塁し、ウォルシュの右前打で先制のホームを踏む。さらに3点を追う2回2死一、二塁では右翼線2点二塁打を放ち、逆転劇を呼び込んだ。6回には三塁前へ絶妙なバント安打を決め、1試合3得点と勝利に貢献した。

 本塁打数トップに立つ選手が先発登板するのは1921年6月13日のタイガース戦で先発したベーブ・ルース以来、100年ぶりの快挙だったが、この試合で大谷はもう一つ歴史に残る記録をマークしていた。

 MLB公式サイトによると、ア・リーグの投手で2安打3得点をマークしたのは、1971年5月1日にツインズなどで活躍し通算215勝をマークしたジム・ペリー氏以来、50年ぶりだという。“リアル二刀流”で全米を沸かせる大谷の活躍はまだまだ続きそうだ。

(Full-Count編集部)

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