大谷翔平、母の日バットで“快足”内野安打 指揮官は投手陣にゲキ「PO争いには…」
マドン監督「今日のような試合を勝たなければいけない」
■エンゼルス 2ー1 ドジャース(日本時間10日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地のドジャース戦に「2番・指名打者」で先発出場。初回の第1打席で遊撃内野安打を放ち、4試合連続安打をマークした。3打数1安打1四球1得点で打率.276。チームは2-1で競り勝ち、3カードぶりに勝ち越した。
足で一本稼いだ。初回1死、昨季サイ・ヤング賞を受賞したバウアーの内角低めカットボールに反応。母の日で使用したピンク色のバットを止めたが、打球は遊撃前への弱いゴロに。素早く一塁へ駆け抜けた。1点を追う3回1死一塁では四球を選び、同満塁からウォルシュのエンタイトル2点二塁打で生還。この1点を守りきった。
先発のキンタナは4回2安打1失点。その後は救援陣が無失点リリーフを見せ、1点差ゲームを勝利した。マドン監督は「今日のように取れるところでしっかりとアウトを取らないと。先発投手にもっとしっかりしてもらわないと」と先発左腕に奮起を促した。「プレーオフを争うチームになるためには、今日のような試合を勝たなければいけない。もっと継続的に。もっと安定した投球を続けなければいけない」と投手力の向上を願った。
(Full-Count編集部)