大谷翔平に新加入のベテラン捕手が興味津々「可能な限り学びたいと思っている」

エンゼルス・大谷翔平(左)とドリュー・ブテラ【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平(左)とドリュー・ブテラ【写真:AP】

シーズン途中にトレードで移籍してきたドリュー・ブテラ捕手が大谷を語る

 エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)の敵地・アストロズ戦で今季5度目の先発登板を果たす。ここまで投手として4試合に登板し1勝0敗、防御率2.41の成績を残しているが、新加入したベテラン捕手は「彼について可能な限り学びたいと思っている」と、初コンビを心待ちにしている様子だ。

 5球団を渡り歩いた37歳のドリュー・ブテラ捕手も大谷に興味津々のようだ。7日(同8日)に金銭トレードでレンジャーズから移籍してきたベテランは開幕から二刀流として活躍する大谷に「彼について可能な限り学びたいと思う」と語り、バッテリーを組むことを期待している。

 2015年にはロイヤルズでワールドシリーズ制覇を経験し、2度のノーヒットノーランをサポートしたこともあるブテラも大谷の潜在能力を認めている。160キロを超える直球に伝家の宝刀・スプリットと一級品のボールを「どの球を投げたいのか、そしてミットをどこに構えてほしいのかについて学んでいきたい」と語った。

 2014年の日米野球では米国代表として来日し大谷を間近で見たこともあり「非常に感心させられた。彼についてはシリーズが始まる時からたくさん話題になっていた。母国で活躍し、成功を収める姿をこの目で見れたのは素晴らしいことだったよ」と振り返っていた。

 現在バッテリーを組んでいるのはカート・スズキだが、次回登板の12日アストロズ戦でマドン監督がどの捕手を指名するか注目が集まりそうだ。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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