大谷翔平、先制ソロ被弾も5回まで8奪三振1失点 通算100Kにスピード到達
投手から二刀流登録に 投球回20イニング+野手20試合先発の条件満たす
■アストロズ ー エンゼルス(日本時間12日・ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、敵地・アストロズ戦に「2番・投手」で出場した。メジャー3度目の投打同時出場で、4回にメジャー通算100奪三振に到達。5回に先制ソロを被弾したものの、5回まで8奪三振3安打1失点と好投している。
上々の立ち上がりだった。初回。先頭・アルトゥーベに初球を中前打とされたが、後続を断ち切った。2回先頭・グリエルを捕邪飛に打ち取り、今季の投球回は20イニングに到達。野手では20試合以上に先発出場しており、投手登録から「Two-Way-Player(二刀流選手)」に切り替わる条件を満たした。
4回無死一塁ではアルバレスからスプリットで空振り三振を奪った。通算75回1/3で100奪三振をクリア。2006年にドジャース斎藤隆が記録した75回に次ぐスピード到達となった。しかし、5回先頭でタッカーに左越えへの先制ソロを被弾したものの、その後は3人で抑えた。
マカラーズJr.と対戦した打撃では初回1死でニゴロ、4回先頭は空振り三振に倒れた。リーグトップタイの10号本塁打。ブレーブス・アクーニャJr.にメジャー単独トップ11号が飛び出したものの、試合前までメジャー最多本塁打で複数試合に先発登板するのは1919年ベーブ・ルース(レッドソックス)以来102年ぶりだ。自らを援護する打撃を見せられるか。
(Full-Count編集部)