大谷翔平が“ア・リーグ制覇”を達成 特大弾には敵地解説も唖然「片手ですよ!」

第3打席で11号ソロを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
第3打席で11号ソロを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

同一リーグで唯一、本塁打を放ってなかったレッドソックスから初アーチ

■Rソックス 4ー3 エンゼルス(日本時間15日・ボストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地でのレッドソックス戦に「2番・DH」でスタメン出場し、7試合ぶりの本塁打を放った。2点を追う6回の第3打席でグリーンモンスターを越える11号ソロを放ち、この一発には試合を中継していた実況、解説者ともに驚愕した。

 ここまで無失点と好投していた先発のピベッタのカーブを捉えた。やや泳ぎながらバットに乗せた打球は左翼にそびえ立つ約11メートルのグリーンモンスターを越えてスタンドイン。二刀流の“元祖”ベーブ・ルースがプロデビューを果たしたボストンのフェンウェイパーク初の本塁打を放った。

 体勢を崩されながらも、グリーンモンスターを越える驚愕の一撃に、試合を中継した「バリー・スポーツ・ウエスト」の解説のマーク・グビザ氏は「二塁打、そしてホームラン! 今夜はショウヘイ・オオタニのためのもの! 2打席とも変化球を引きつけて逆方向へ。なんて力強いんだ!」とまくし立てた。

 またボストンの中継局「NESN」で解説を努めたメジャー通算1226安打のジェリー・レミー氏は「これはこの男の持っているパワーを示していますね。片手ですよ! コンタクトするときに手を放しています。それが逆方向でフェンスを越えました」と驚愕していた。大谷はこれまでア・リーグで唯一、レッドソックスから本塁打を放ったことがなく、この一発で“ア・リーグ制覇”を達成した。

(Full-Count編集部)

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