DeNA、伝説のOB一打席対決を6月ロッテ3連戦で開催 鈴木尚氏「ガチンコ勝負を」

DeNAは18日、6月4日からのロッテ3連戦(横浜)で両球団OBが来場し、一打席の真剣勝負を実施すると発表した【写真提供:横浜DeNAベイスターズ】
DeNAは18日、6月4日からのロッテ3連戦(横浜)で両球団OBが来場し、一打席の真剣勝負を実施すると発表した【写真提供:横浜DeNAベイスターズ】

6月4日から鈴木尚VS藤田宗、稀哲VS小林宏、久保VS里崎

 DeNAは18日、6月4日からのロッテ3連戦(横浜)で両球団OBが来場し、一打席の真剣勝負を実施すると発表した。

「伝説のOB一打席対決」と銘打ち、試合前に行われる。6月4日はハマの安打製造機こと鈴木尚典氏(現BC神奈川監督)と中継ぎ左腕として活躍した藤田宗一氏の同級生対決。同5日はムードメーカー森本稀哲氏と交流戦初代MVPの小林宏之氏。同6日は2014年から2年連続チーム最多勝の久保康友氏と2006年WBC世界一に貢献した里崎智也氏による元チームメート対決となる。

 鈴木尚典氏「交流戦は自分が選手会長の年に始まり、横浜スタジアムで開会宣言をしたので思い出深いものがあります。パ・リーグ球団との対戦は試合内容に加えて、相手球団の応援もとても新鮮でした。今回対決する藤田くんは同級生ですが、当日はコロナ禍で大変な中でも足を運んでいただくファンの皆さまのためにも、ライトスタンドへのホームランを狙うガチンコ勝負を挑みたいと思います!」

 藤田宗一氏「交流戦では2005年、2006年と初年度から2年連続で優勝できたことが一番の思い出です。横浜スタジアムではピンチの場面で登板した際、フライに打ち取った当たりをキャッチャーが落としてしまうという印象深いプレーもありましたが、鈴木くんとの何十年ぶりの対決を楽しみたいです! コロナ禍で大変な状況は続きますが、ファンの皆さんには引き続き熱い応援を送っていただきたいです」

 森本稀哲氏「交流戦は、普段行けない球場へ行ける楽しみがあり、初めて行くセ・リーグの球場は狭く感じたことを覚えています。日本ハム時代、2006年の横浜スタジアムでの試合で追い込まれた後に打ったホームランのように、今回の対決では横浜の街までホームランをかっ飛ばしたいと思います!! ファンの皆さんにはめいっぱい野球を楽しんで帰ってもらいたいです!」

 小林宏之氏「交流戦ではそれまで対戦することがなかったセ・リーグのチームと真剣勝負ができ、個人的にも打席に立ってヒットを打てたことがうれしかったです。2005年の横浜スタジアムでの初戦で、三浦大輔さんと清水直行さんが投手戦を繰り広げていたのが印象に残っています。試合はもちろんこの一打席対決も楽しんでもらえるように、しっかりと自分の球を投げ込んでいきたいです」

 久保康友氏「交流戦では投げ勝った記憶よりも、打たれたり骨折してしまったりと苦い記憶の方が色濃く残っています。里崎さんとは交流戦で対戦したことがありますが、あの時はあくまで仕事として真剣な対戦だったので、今回の一打席対決は全力で楽しみたいです。コロナ禍で大変な状況ではありますが、ファンの方々に少しでも明るく楽しんで見てもらえるよう、臨みたいと思います」

 里崎智也氏「初年度から2連覇できたことや、2年連続で雨の神宮球場で満塁ホームランを打ったこと、10者連続安打など交流戦には個人としてもチームとしても思い出が色々あります。横浜スタジアムでは同郷の牛田(成樹)からホームランを打った記憶もあります。一打席対決ではスタンドインできるようにがんばりたいと思います! ファンの方々にも2年ぶりの交流戦、楽しんでいただきたいです」

(Full-Count編集部)

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