大谷翔平、いつ休む? 指揮官が語る二刀流の休養日方針「休みについては…」

「2番・投手」で投打同時出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
「2番・投手」で投打同時出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

ここまで大谷は投打で全42試合に出場、最速153キロ止まりで「体が動かなかった」

 開幕から全42試合に出場しているエンゼルス・大谷翔平投手。欠場なしでフル回転する二刀流男については、米メディアからも故障を懸念する声が広がっている。そんな中でジョー・マドン監督は19日(日本時間20日)、二刀流起用法の休養日についての考え方を明らかにした。

 マドン監督は春季キャンプ中から大谷と水原一平通訳を通じてコミュニケーション。大谷の意向を尊重しながらも慎重に起用法を探っている。ただ、メジャーは10連戦以上も当たり前。ここまで投打で全試合出場している大谷を、いつ休ませるかが重要なポイントになってくる。この日の試合前、指揮官は大谷の休養日についての考え方を打ち明けた。

「DHだけだったらそんなに休みはいらない。休みについて考えなくてはいけないと思っているが、ショートやセンターが毎日出場しているのとはまた違う。全力疾走したりと懸命にプレーしているが」

「オフデーについては話しているし、気にしている。いつそうするべきか検討を重ねている。今日もそれ(DHを使ってオオタニの負担を軽減すること)ができたかもしれないが、打撃が好調そうだったので投打同時出場を選んだ。これからも話し合って決めていく」

 この日、投打同時出場した大谷は5回途中5安打2失点で降板。フォーシームは最速153キロ止まりで、大谷は「単純に体が動かなかった。(故障の心配は)ないと思いますね」と明かした。20日(同19日)は本拠地でツインズとダブルヘッダーが組まれている。いよいよ休み時が来ているのかもしれない。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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