菊池雄星、今季2勝目の権利も異常訴えて7回途中降板　3安打1失点で5戦連続QS

7回先頭に安打許した直後、左の背中を気にする仕草

■アスレチックス ー マリナーズ（日本時間25日・オークランド）

　マリナーズの菊池雄星投手は24日（日本時間25日）、敵地でのアスレチックス戦で今季9度目の先発マウンドに上がった。6回まで3安打1失点と好投し、7回先頭に安打を許したところで異常を訴えて降板。チーム6連敗中と苦しむ中、自身今季2勝目の権利は得た。

　初回は四球と単打で走者は出したものの無失点で切り抜けると、2回は3者凡退に。3回2死から1番のキャンハにソロを浴びたが、4回は再び3者凡退に仕留めた。先頭に右前打を浴びた5回も後続を危なげなく斬り、6回も1四球を出したのみで快音は許さなかった。

　7回もマウンドに上がったが、先頭のラウリーに遊撃内野安打を許した直後に自らタイムを要求。左の背中付近を気にする仕草を見せ、表情を歪める場面もあった。6回0/3で88球を投げ、3奪三振、2四球、防御率4.02。5試合連続でクオリティスタート（6イニング以上で自責点3以下）を達成した。

（Full-Count編集部）