菊池雄星、チーム6連敗止める今季2勝目もアクシデント降板 7回途中3安打1失点
7回先頭に安打許した直後、左の背中を気にする仕草
■マリナーズ 4ー2 アスレチックス(日本時間25日・オークランド)
マリナーズの菊池雄星投手は24日(日本時間25日)、敵地でのアスレチックス戦で今季9度目の先発マウンドに上がり、6回0/3を3安打1失点で今季2勝目を挙げた。7回先頭に安打を許したところで異常を訴えて降板したものの、自身の連敗は「2」でストップ。試合は4-2で勝利し、チームの連敗も「6」で止まった。
初回は四球と単打で走者は出したものの無失点で切り抜けると、2回は3者凡退に。3回2死から1番のキャンハにソロを浴びたが、4回は再び3者凡退に仕留めた。先頭に右前打を浴びた5回も後続を危なげなく斬り、6回は1四球を出したのみで快音は許さなかった。
7回も続投したが、先頭のラウリーに遊撃内野安打を許した直後に自らタイムを要求。左の背中付近を気にする仕草を見せ、表情を歪める場面もあった。6回0/3で88球を投げ、3奪三振、2四球、防御率4.02。5試合連続でクオリティスタート(6イニング以上で自責点3以下)を達成した。
菊池にとっては、4月29日(同30日)のアストロズ戦以来、およそ1か月ぶりの白星。メジャー3年目で通算10勝目にもなり、2016年の前田健太以来となる日本人投手20人目の「10勝&200奪三振」に達した。
(Full-Count編集部)