ダルビッシュ、今季ワースト5失点も黒星消滅 5点差逆転勝ちに「すごくいい野球」

試合後の会見に臨んだパドレス・ダルビッシュ有(画像はスクリーンショット)
試合後の会見に臨んだパドレス・ダルビッシュ有(画像はスクリーンショット)

敵地アストロズ戦で5回4安打5失点「いい球と悪い球がハッキリしていた」

■パドレス 11ー8 アストロズ(日本時間30日・ヒューストン)

 パドレスのダルビッシュ有投手は29日(日本時間30日)、敵地のアストロズ戦で先発登板し、5回4安打5失点(自責4)で勝敗は付かなかった。チームは延長12回タイブレークの末、11-8で勝利した。防御率2.16。「いい球と悪い球がハッキリしていたゲームだったと思います。(5回)満塁になってから相手にいいアプローチをされたかなと思います」と振り返った。

 4回2死二塁からコレアに先制の右中間2ランを被弾。ストローの二塁打と2者連続四死球で招いた5回1死満塁のピンチではマコーミックに左犠飛。ブレグマンには左越え適時二塁打を許し、さらに味方の失策の間に失点した。5回3四球5奪三振、4安打5失点(自責4)。1試合5失点は今季ワーストだった。「メカニックはそんなに悪くなかったです。スライダーもあまり良くなくて、カットボールが珍しく良くなかったのがゲームメークをうまくできなかったというところかなと思います」と話した。

 アストロズはドジャースの一員としてワールドシリーズで対戦した2017年に不正なサイン盗みを行っていた因縁の相手。チームは9回のタティスJr.の15号3ランなどで5点差を追いつき、延長戦で競り勝った。「すごくいい野球。1人1人が自分ができることを最大限にやっているので。みんなが集中力を切らさないのがすごい」とチームの勝利を喜んだ。

(Full-Count編集部)

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