神宮球場のお気に入りは右翼席のファウルゾーン 燕党・尾崎世界観が明かす野球愛
DAZNの「BASEBALL ZONE」で火曜日MCを担当「試合の行方が気になって…」
プロ野球では2年ぶりの交流戦がスタート。各地でファンが大興奮の名勝負が繰り広げられている。
普段は見ることができない貴重な対戦を楽しみにしていたのが、ロックバンド「クリープハイプ」でボーカルとギターを担当する尾崎世界観さんだ。東京・葛飾出身で大のヤクルトファン。コロナ禍以前は毎年15回は神宮球場に足を運んでいたという筋金入りだ。
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神宮球場のお気に入りスポットは「ライト席のファウルゾーンですね」という尾崎さん。「外野席の上の方から俯瞰で見るのが、昔から好きですね。ホームランや外野に抜ける打球を、外野にいるファンの反応から知れることが面白くて。人が盛り上がっているのが、すごく好きなんですよ」と独特の視点を明かす。
そんな尾崎さんは今年、神宮球場ではなく、スポーツ・チャンネル「DAZN」のスタジオの中から「BASEBALL ZONE」の番組MCとして交流戦を盛り上げている。DAZNでライブ配信する全試合をマルチ画面で映し出しながら、解説者の多村仁志さんとコンビを組んで野球の魅力を伝える役割。火曜日担当の初回を終え、「本当に野球が好きで見ていると(MCは)難しいなと、改めて実感しました。試合の行方が気になってしまって」と苦笑いする。
「普段は仕事や(バンド)練習の合間にチラチラ見ていて、それでバランスが取れていたんですけど、仕事として野球を見ることになると、どうしたらいいか分からなくなってしまって(笑)。ファンとして見ている時と感覚がちょっとズレるというか。それでも、好きだからこそ、一番の趣味で気にしているものだからこそ、ちゃんと引き締めてやらなければいけない。なかなか簡単にはできませんね。交流戦期間中やらせていただけるので、次回はしっかり修正して……。野球選手みたいなことを言っていますけど(笑)」
番組では、ヤクルトに限らず他球団の選手についても深い知識を披露。「普段からヤクルトスワローズの気になる相手として見ていますし、対戦相手があってこその勝負だと思うので、自然と目が行きますね」と話す。横浜やソフトバンクなどで活躍した多村さんに質問できる貴重な機会もまた、うれしいという。
「現役時代に素晴らしい成績を残された多村さんの言葉でプレーを解説していただけると、自分がファンとして『こうなのかな』と思っている想像と、実際に選手が感じているもののズレや一致を知ることができる。そのズレも含めて、見ている方にいろいろ感じていただけたらうれしいですね。個人的で偏った意見かもしれませんが『いや尾崎、それは違うだろ』と思っていただいてもうれしいし、ツイッターで指摘していただけたら勉強にもなります。とにかく、反応をもらえることがうれしいですね」