「ユーロステップでタッチかわした」 完全アウト回避の「猫のような反射神経」

パドレスのフェルナンド・タティスJr.【写真:AP】
パドレスのフェルナンド・タティスJr.【写真:AP】

二塁ベース前で華麗な走塁術、MLB公式ツイッター「どう成功させたのか」

■カブス 7ー2 パドレス(日本時間1日・シカゴ)

 パドレスのフェルナンド・タティスJr.内野手が見せた華麗な走塁技術が話題になっている。大リーグ公式ツイッターが、二塁ベース前でステップを踏んで相手のタッチを交わす走塁を公開。「エル・ニーニョ(スペイン語で神の子)はどうやって成功させたのか全く分からない」と驚きを持って伝えている。

 タティスJr.が魅せたのは敵地・カブス戦の4回無死一塁だ。ホズマーのボテボテのゴロを二塁付近で捕球したバエスのタッチを避けてから二塁へ。バエスはまず一塁へボールを転送して二塁はタッチプレーとなったが、二塁ベースにはボールを持ったソガードが待ち構えていた。万事休す。その時だ。タッチしようとしたソガードを華麗なステップで交わし、右足を二塁ベースへ伸ばす。間一髪セーフとなった。

 タティスJr.もアウトを取りそこねたソガードさえも笑みを浮かべてしまう好走塁。ファンからは「野球をやる前に何かしらダンス教室に通っていたに違いない」「猫のような反射神経」「ユーロステップでタッチをかわした」「これが走塁はスピードだけじゃないという理由」「常軌を逸している」「マトリックス」「これはマジックだ」「彼がすることはなんでもエキサイティングだ」などと多くのコメントが寄せられている。

【動画】完全アウトを回避した瞬間!

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