好投続ける菊池雄星 指揮官語る岩隈コーチの存在の大きさ「自分自身も学びつつある」

マリナーズ・菊池雄星【写真:Getty Images】
マリナーズ・菊池雄星【写真:Getty Images】

5月31日のレンジャーズ戦で7回途中2失点の好投で3勝目を手にした菊池

 マリナーズのスコット・サービス監督は31日(日本時間6月1日)、本拠地・アスレチックス戦を前にしたオンライン会見で、今季に著しい成長を遂げる菊池雄星投手について言及した。その中では、岩隈久志特任コーチの存在の大きさを言葉にしている。

 5月最後の登板となった30日(同31日)のレンジャーズ戦で、7回途中3安打2失点の力投で、3勝目(3敗)を手にした菊池について、サービス監督は第4の球種として目処が立ったチェンジアップについて触れ、春に就任した岩隈久志特任コーチのアドバイスが利いていることを強調した。

「クマはコーチングから自分自身も多くを学びつつある。ユウセイとは通訳も交えて、ここまでいろいろと投球についてアドバイスをしてくれている。その中で、チェンジアップについては、その使い方、そして投げる際の気持ちの入れようなども伝授している。ここのところチェンジアップがとてもいいのは、そういうことだ」

 菊池は4月29日の初勝利後、同コーチからチェンジアップの投げ方について「バドミントンの羽根を打つイメージで」と真上から投げ下ろす感覚の助言を受けたことを明かしているが、それを機に、精度は格段にアップしている。

 さらに、同監督は、前日の登板で最速99マイル(約159キロ)を計測した直球を冷静に分析した。

「腕の振りと体の使い方のタイミングがしっかりと合った状態で、昨日は(スピードを出そうとする)意思が重なったということ。毎登板でそれができるわけではないが、昨日はリリースした直後にベンチや記者席にも届く“気合の声”を上げるほどに、ボールに意思を込めていた。だから、そのスピードが出ても驚きはしなかった。体と気持ちが一致することは彼には特に大事なこと」

 自己最長の6試合連続でクオリティスタート(6回以上、自責3以下)をクリアし、今後へ弾みを付ける菊池雄星。次回登板は5日(日本時間6日)か6日(同7日)の敵地エンゼルス戦が見込まれ、花巻東高の後輩にあたる大谷との初対決に注目が集まるが、指揮官は、次回登板については言及しなかった。

(木崎英夫 / Hideo Kizaki)

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