大谷翔平を外野手先発で使いたい…指揮官本音ポロリ「間違いなく衝動はあったよ」

会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)
会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)

大谷も外野出場に意欲、マドン監督「本人もやりたがっていたさ」

■ジャイアンツ 6ー1 エンゼルス(日本時間1日・サンフランシスコ)

 エンゼルスのジョー・マドン監督も我慢の時? 5月31日(日本時間1日)の敵地・ジャイアンツ戦前に報道陣のオンライン会見に応じ、大谷翔平投手を外野手としてスタメン起用する衝動に駆られたことを告白。さらに今後の指名打者制のない交流戦で、外野手として先発起用する可能性を示唆した。

「オオタニを外野で先発させたいという衝動はあったか?」。この問いかけに、マドン監督は偽らずに本音を打ち明けた。「あったよ。間違いなくね。彼は何でも簡単にやっているように見せてしまう。本人もやりたがっていたさ」。

 大谷の“本職”は投手と指名打者。外野手として本格的な練習を行っておらず、指揮官は外野出場時の“全力送球”を禁止している。マドン監督は「今は適切なタイミングではない」としたものの、今後、外野手としてスタメン起用する可能性を示した。

「これからシーズンが進むにつれ、交流戦でそうすること(オオタニを外野で先発させること)を問題ないと感じているかもしれない。今年のスプリングトレーニングの時は投打同時出場にも落ち着かない感じがあったが、今はそれほど気にしなくなった」

 これまで大谷はDH解除した先発登板後など計4試合に外野出場している。外野手・大谷のスタメン出場も決して遠い話ではなさそうだ。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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