「高ーく上がった!」 実況思わず確信も… 場内どっと沸かせた大谷翔平の大飛球

「2番・DH」で先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
「2番・DH」で先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

本塁打トーンで大絶叫「オーー、ショウヘイ!」

■マリナーズ 6ー2 エンゼルス(日本時間4日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手が3日(日本時間4日)、本拠地でのマリナーズ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場。4打数無安打3三振で今季初の3試合連続ノーヒットに終わったものの、7回1死の第4打席には“本塁打あと一歩”となる大飛球も。現地の中継も思わず16号アーチを確信する当たりに一喜一憂した。

 ほぼ真ん中に来た92マイル(約148キロ)を、大谷が振り抜いた瞬間だった。中継する地元のテレビ局「バリー・スポーツ・ウエスト」の実況ダロン・サットン氏は「オーータニ! 高ーく上がった! センターへ!」と本塁打のトーンで大絶叫。しかし打球は中堅手ケルニックのグラブにおさまると「オー、球場が持ちこたえた! オーー、ショウヘイ!」と悔しさを声に乗せた。

 エンゼルスOBで解説のマーク・グビザ氏も「いつもより寒い夜が、ボールをグラウンド内に留めました」と無念さを表現。痛烈な打球を反芻するように「ケルニックはフェンスまで下がって……フェンスのわずか手前でした」と伝えた。

 中継映像では、マリナーズのベンチ内で菊池雄星投手が笑っている姿に着目。サットン氏は「同じ高校出身のユウセイ・キクチは『行ったと思ったろ、ショウヘイ』とでも言っているのでしょうか」と想像した。快音でなくても見る者を楽しませる大谷の打棒に、常に熱視線が注がれている。

【動画】現地実況も思わず確信した大谷の大飛球

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