「横浜で優勝したかった…」 石川雄洋氏の意志継いだDeNA打線が11得点の爆発

試合後に行われた石川雄洋氏の引退セレモニーの様子【写真提供:横浜DeNAベイスターズ】
試合後に行われた石川雄洋氏の引退セレモニーの様子【写真提供:横浜DeNAベイスターズ】

次はアメフトに情熱「一生懸命楽しく生きていきたい」

■DeNA 11ー7 ロッテ(5日・横浜)

 DeNAは5日、本拠地・横浜スタジアムで行われたロッテ戦に11-9で勝利。3本塁打を含む14安打と打線が爆発した。交流戦単独首位の中日が勝ったため、首位タイ浮上はお預けとなったが、1ゲーム差の2位につけている。ただ、5回終了時点で11-2の楽勝ムードだったが、先発の浜口遥大投手が5回112球2失点で降板すると、中継ぎが打たれ、最終的に2点差に詰め寄られるヒヤヒヤの展開だった。

 1番の桑原将志外野手が4打数3安打の活躍。1点リードの5回には、伊藤光捕手の左越え2点二塁打、佐野恵太外野手の左前適時打、タイラー・オースティン外野手の左中間席への10号2ランと畳みかけ、一気に5点を奪った。三浦大輔監督は「桑原がよく出塁してくれているのをはじめ、各打者が自分の打順でしっかり仕事をしてくれている」と評した。

 試合後には、前DeNA内野手で昨季限りで現役を引退した石川雄洋氏の引退セレモニーが行われた。今年3月に野球選手としての引退を表明した石川氏は、社会人アメリカンフットボールのXリーグ「ノジマ相模ライズ」への入団。異例の転身が決まっている。

 石川氏はセレモニーで「私は横浜高校で3年間、ベイスターズで16年間、合わせて19年、野球人として人間として、すごく成長させていただきました。この街が本当に大好きです。何より、この大好きな横浜スタジアムで素晴らしい仲間と、素晴らしいファンの皆様と、ともに戦えた16年を誇りに思います」と感慨深げにあいさつ。チーム在籍中、優勝は1度もなく、「この横浜で優勝したかったです。でも、その夢はきっと今ここにいる素晴らしいメンバーたちがかなえてくれると、僕は信じています」と後輩に託した。

「引退会見で三浦監督から『第2の人生も石川雄洋らしく』という言葉をいただきました。その言葉通り、競技は違いますが、一生懸命楽しく生きていきたいと思います。みなさん、少しでもいいので興味を持って応援してください」と結んだ石川氏。この日のハマスタには今季最多の1万6479人の観客が足を運び、門出を祝った。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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