右膝負傷の菊池雄星は「思っていたよりずっといい」 サービス監督が経過説明

エンゼルス戦に先発したマリナーズ・菊池雄星【写真:AP】
エンゼルス戦に先発したマリナーズ・菊池雄星【写真:AP】

前日右膝に打球を受けて降板していた

 マリナーズのスコット・サービス監督は6日(日本時間7日)、試合前のオンライン会見で菊池雄星投手の右膝の状態について言及。打球を受けた患部について「我々が思っていたよりずっといい。補助杖を使わなくても歩いている。腫れは昨晩から少ししか広がっておらず、今日は基本的な治療に専念する」と説明した。次回登板については「まだ時間はある。日々の状態を見ながら判断することになる」との見解を示した。

 菊池は5日(同6日)の敵地・エンゼルス戦に先発登板。注目を集めた岩手・花巻東高の後輩、大谷翔平との2年ぶりの対決で、3打席目の勝負を迎えようとしていた5回にアクシデントに見舞われた。無死1塁で9番・フレッチャーが放ったワンバウンドの強烈な打球を右膝に受け、倒れ込んだマウンド横の芝の上で悶絶。自力では歩行できず、両肩を支えられて無念の降板となった。

 2019年7月21日(同22日)以来となった同郷対決は、中堅越えの特大16号ソロと空振り三振で幕引き。通算で9打数4安打2本塁打となった。今季、両軍は7月と9月に計3カード9試合を残している。

(木崎英夫 / Hideo Kizaki)

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