「ハマスタなら3発くらい入ってる」DeNAの豪打をしのいだ西武・辻監督が語る“勝因”

西武・辻発彦監督(左)とDeNA・三浦大輔監督【写真:荒川祐史】
西武・辻発彦監督(左)とDeNA・三浦大輔監督【写真:荒川祐史】

辻監督は松本に「スピンの効いたストレートをもっと投げ込めよ」と助言

■西武 8ー3 DeNA(8日・メットライフ)

 西武は8日、本拠地・メットライフドームで行われたDeNA戦に8-3で快勝。好調の相手打線に15安打を浴びながら3失点でしのいだ。オースティン、ソトら長距離砲ぞろいの顔ぶれに対し、一発を許さなかったことが勝因の1つだが、辻発彦監督は「今日も横浜スタジアムでやっていれば、3本くらい本塁打になっているんじゃないか」との見方を示した。

 先発の松本航投手は6回途中まで11安打されながら2失点にまとめ、高橋光成投手と並ぶチームトップの5勝目(3敗)を挙げた。もっとも、8-1と7点リードした6回、3安打を集中されて1点を失い、さらに四球を与えて2死満塁とされたところで、左腕・武隈の救援を仰いだ。球数も試合中盤にして121と多かった。

 辻監督は、降板後の松本に「おまえの持ち味は、スピードガン以上に感じさせるスピンの効いたストレート。それをもっと投げ込めよ」とアドバイスしたという。「一発のある強力打線に対して、低めに投げなければいけないとか、慎重になり過ぎたかもしれない。本来、あのストレートなら高めに行っても抑えられるのだけれど」と評した。

 試合前の時点で相手のDeNAは、セ・リーグ最下位ながら交流戦は首位タイと好調。特に直近の6日まで横浜スタジアムで行われたロッテ3連戦で、6本塁打を含む35安打22得点をマークした打線は要注意だった。だが、辻監督は「今日も横浜スタジアムでやっていれば、3本くらい(DeNAも本塁打が)入っているのではないか。ここはホームランが出やすい球場とは違う」と強調した。

 総じてパ・リーグの球場はセより広く、両翼94メートル、中堅118メートルの横浜スタジアムに対し、メットライフドームは両翼100メートル、中堅122メートルある。確かに、DeNAの攻撃でもこの日、6回先頭のソトがフェンス際まで運んだ左飛など、ハマスタであればひょっとすると……という打球が何本かあった。こういう“錯覚”が起こるのも、交流戦の面白さの1つかもしれない。2002年から3年間、DeNAの前身の横浜でコーチを務めた経験がある辻監督は、それを熟知している。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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