審判からバットで“攻撃”された次打者は悶絶… 不注意が招いた「タイミングが不運」

ホワイトソックスのホセ・アブレイユ【写真:Getty Images】
ホワイトソックスのホセ・アブレイユ【写真:Getty Images】

次打者は悶絶の表情で倒れ込む「ロボット審判ならこんなことしない」

■Bジェイズ 6ー2 Wソックス(日本時間10日・シカゴ)

 審判がまさかの“加害者”に……。9日(日本時間10日)に行われたブルージェイズ-ホワイトソックス戦で、球審が予期せず次の打者を“攻撃”してしまうハプニングが起きた。走者の生還に備えてベース近くにあったバットを避けようと後方に投げたところ、すぐ後ろにいた次打者のスネ付近に直撃。よもやの悶絶シーンに対し「審判の不注意」「審判を出場停止にすることは許されているのかな?」などと声が上がっている。

 1回裏1死二塁で、ホワイトソックスのヨアン・モンカダが左前打を放った直後だった。二塁走者のアレック・マノアが本塁突入する場合に備え、次打者のホセ・アブレイユは指示しようと本塁後方に回り込む。一方、打球の行方しか見ていなかった球審は、打席近くに放り投げられていたバットを避けようと後ろを確認せずに投げた。不運にもタイミングが重なり、スネ付近に直撃を受けたアブレイユは悶絶しながら倒れ込んだ。

 解説者は「走者のラムに対して、本塁に突入する際の動きを伝えようとしていました。それこそがネクストバッターズサークルにいる選手のすべきことです」と、アブレイユに非がなかったことを指摘。米スポーツ専門局「FOXスポーツ」などがツイッターで動画を公開すると、ファンからは「なんてことだ」「タイミングは不運だがそれでも面白いな」「ロボット審判ならこんなことしない」などとコメントが並んだ。

【動画】「審判の不注意」と批判の声も…次打者を悶絶させた審判の“バット投げ”

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