大谷翔平は「再び軌道に乗った」 米メディア指摘、投手としての“激変ぶり”

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

5日のマリナーズ戦ではメジャーで初となる無四球投球

 エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)の敵地ダイヤモンドバックス戦で今季9試合目の先発マウンドに上がる。10日(同11日)は試合が無くオフ。休養を挟み、自身3勝目を目指す。

 今季ここまで投手として8試合に先発し、2勝1敗、防御率2.76と上々の投球内容を見せている大谷。開幕直後は制球に苦しむところ多かったが、前回登板だった6月4日(同5日)のマリナーズ戦では無四球。2桁10個の三振を奪っていた。

 米メディア「CBSスポーツ」は、この投手・大谷の制球力の改善に着目。「MLBのトレンド:ショウヘイ・オオタニは制球を見つけた」と題し、この激変ぶりを伝えている。

 大谷が先発登板した試合で無四球だったのは、メジャー4年目で初。ジョー・マドン監督も「彼は自信に満ち溢れ、自分のリリースポイントを掴んでいる。速球の制球はますます良くなっており、それがスプリットやカッターにも相乗効果を与えていると思う」と絶賛していた。

 開幕後の4試合は84人の打者に対して19四球を与えたものの、その後の4試合では92人の打者に対して7四球。四球率は22.6%から7.6%へと大きく減少している。投球に占めるストライク率も改善。今季初登板だった4月4日(同5日)のホワイトソックス戦ではゾーン内投球は約46%だったが、そこから右肩上がり。マリナーズ戦では約56%となった。

特に改善の傾向が強いのがストレートの制球力

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