大谷翔平の外野手先発を“封印”するワケ 指揮官説明「大きな懸念事項は肩だ」

試合前の会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)
試合前の会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)

指名打者制のないDバックス3連戦はリアル二刀流→代打待機→代打待機

■Dバックス ー エンゼルス(日本時間12日・アリゾナ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日、試合開始10時40分)、指名打者制のない敵地・ダイヤモンドバックス戦で「2番・投手」で出場する。投打同時出場は6度目。今季3勝目と2試合ぶりの18号本塁打が飛び出すか注目される。球団によると、ナ・リーグ本拠地試合で先発投手が打順4番までに入るのは史上初めてだ。

 12、13日(同13、14日)の同戦での大谷の起用法について、ジョー・マドン監督は外野手として先発起用せず、代打待機させる方針を示している。指揮官は試合前にオンライン会見に応じ、「何も変わっていない。大きな懸念事項は肩だ。怪我をしたり、フェンスにぶつかったりということが心配なのではなく、肩を守らなくてはならない」と明かした。

 大谷は外野手として本格的な練習を行っておらず、マドン監督は外野出場時の“全力送球”を禁止している。外野手先発の“解禁”はまだ先となりそうだが、「これからもナ・リーグ本拠地での試合が出てくるので慣れていかなければいけない。ワールドシリーズに進出した時は登板しない日にも打線に入ってほしいだろう」と今後の可能性を口にした。

(Full-Count編集部)

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