「引っ張った方が飛ぶ」 大谷翔平、本塁打王争いで試される“飛ばない球”への対応

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

飛ばないボール導入もシーズン42発ペース「引っ張った打球の方が飛ぶな」

 エンゼルス・大谷翔平投手の次回登板は17日(日本時間18日)の本拠地・タイガース戦に決まった。14日(同15日)から地区首位を走るアスレチックスとの敵地3連戦では指名打者として出場する見込みだ。リーグの本塁打王争いでリーグ3位の17本塁打。両リーグトップのブルージェイズ・ゲレーロJr.とは4本差となり、今後の巻き返しに期待がかかる。

 ここまでシーズン42発ペース。2004年に松井秀喜が記録した日本人シーズン最多31本塁打の更新へ躍進しているが、意外な発言もあった。11日(日本時間12日)のダイヤモンドバックス戦後。オンライン会見で今季から導入された「飛ばないボール」の影響を口にした。

「今年に関して言えば、逆方向のスピンの効いた打球よりかは、やっぱり芯で捉えた、引っ張った打球の方が飛ぶなという印象を受けます。逆方向もそうですし、センター方向に上がりすぎたフライとか昨年までだったら入っているかなという打球が入っていない。そこら辺はボールの影響かなと思っています」

今季17本塁打のうち14本が中堅方向、一発確信しながら中飛になった当たりも

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