不可欠な“タフさ”…古田&宮本&杉浦、世界を知る3人が選んだ五輪の侍投手陣は?

西武・平良海馬、オリックス・山本由伸、楽天・田中将大、巨人・菅野智之(左上から時計回り)【写真:荒川祐史】
西武・平良海馬、オリックス・山本由伸、楽天・田中将大、巨人・菅野智之(左上から時計回り)【写真:荒川祐史】

公式YouTube「フルタの方程式」で五輪を経験した男たちが集結

 東京五輪で3大会ぶりに復帰する野球。その日本代表「侍ジャパン」の最終メンバー24人はどうなるのか。ヤクルトで活躍し、選手兼監督を務めた古田敦也氏は自身の公式YouTube「フルタの方程式」で【東京五輪代表選出会議】を投手編、野手編に分けて“発表”。ソウル五輪銀メダリストの古田氏が選んだ「外してほしくない投手」とは?

 人気チャンネルとなった「フルタの方程式」は今回も野球通にはたまらない豪華ゲストがズラリと並んだ。古田氏と元チームメートで北京五輪など2度のオリンピック、それも主将を経験した宮本慎也氏、3大会に出場した“ミスターアマチュア野球”こと元日本生命監督の杉浦正則氏が侍ジャパンメンバー選出会議を開催した。立命館大出身の古田氏は、同志社大出身の杉浦氏の3学年上で関西学生野球リーグの“先輩”で、対戦した縁もある。宮本氏は同志社大で杉浦氏の2学年後輩にあたる。

 学生時代からの関係性の深い3人にまずは「ドラフト1位」を指名した。古田氏がピックアップしたのは西武の160キロ右腕・平良海馬投手だった。野球は7月28日に開幕し、8月7日に決勝を行う短期決戦。フル回転が予想される救援陣は「全試合投げてもらうくらいの気持ちでやってもらいたいですし、夏なのでタフな投手でないといけない」と解説。10日のDeNA戦では開幕からの連続無失点試合を「31」に伸ばし、日本記録に並んだ右腕について「タフそうだし、ぶん投げる感じが、こういう短期決戦で見たい。躍動感がある」と期待を寄せた。

古田氏、先発の軸は山本由伸、田中将大、森下暢仁、早川隆久を選出

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