ダルビッシュの交換相手が「まるで別人」 “地獄の4月”経てカブス首位の原動力に

カブスのザック・デイビーズ【写真:AP】
カブスのザック・デイビーズ【写真:AP】

ザック・デイビーズ、4月の防御率9.47→5月以降は1.86

“地獄の4月”を経験し、そこから這い上がった投手が話題を呼んでいる。13日(日本時間14日)のカージナルス戦に先発したカブスのザック・デイビーズ投手は6回2/3を2安打無失点の好投で2-0勝利に貢献。今季4勝目(3敗)を挙げた。4月の防御率は9.47だったが、5月以降は防御率1.86と大幅に改善。「全く別人のよう」と驚きを持って伝えられている。

 MLB公式サイトによると、7回途中に降板したデイビーズを、本拠地・リグリーフィールドのファンはスタンディングオベーションで称えた。11日(同12日)からのカージナルスとの本拠地シリーズ3連戦は2019年9月以来初めて観客制限なしで実施。右腕は「(雰囲気が)素晴らしかった。みんな盛り上がっていたよ」と語った。

 4月は5先発登板で防御率9.47。特に2度目の登板では1回2/3で自責点7、5度目の登板では3回2/3で自責点5と打ち込まれた。ところが5月に入ってからの9登板では防御率1.86と絶好調。この日はシンカーとチェンジアップのコンビネーションを軸にカージナルス打線を翻弄した。「厳しい最初の1か月を終えてから、デイビーズは全く別人のようだ。ナ・リーグ中地区首位を行くカブスのために、自分の役割を果たしている」と記事は称賛している。

 4月はチェンジアップの被打率が343、被長打率が.486だったが、現在はそれぞれ.260と.380にまで改善。デビッド・ロス監督は「今のチェンジアップには破壊力があるようだ。打者をチェンジアップで黙らせるための良い感覚を掴んでいる」と称賛する。デイビーズはまた、ウィルソン・コントレラス捕手のフレーミングが「うまい」と語っており、捕手と良い関係を築いているようだ。

 昨季はパドレスに所属し、ダルビッシュ有投手らとの2対5の大型トレードで移籍した28歳右腕。開幕直後の不調を脱し、カブスの首位躍進に大きく貢献している。

(Full-Count編集部)

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