大谷翔平、2試合連発19号&絶妙バント安打 登板前日に2年ぶり10盗塁もエ軍3連敗

敵地でのアスレチックス戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
敵地でのアスレチックス戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

5回に二盗を決めて2年ぶりの2桁10盗塁、日本人歴代5位タイの通算39盗塁

■アスレチックス 8ー4 エンゼルス(日本時間17日・オークランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、敵地のアスレチックス戦で「2番・指名打者」で先発出場し、2回の第2打席で今季3度目の2試合連発となる19号本塁打を放った。5回のバント安打と合わせ、5試合ぶり今季18度目のマルチ安打をマークした。また、二盗を決めて2年ぶりの2桁10盗塁を記録した。チームは救援陣の乱調で最大4点差から逆転負け。6連勝後に3連敗を喫した。

 3点リードの2回2死。左腕アービンの初球スライダーに泳がされながらもバットに乗せた。右翼席へ飛び込む一発は飛距離435フィート(約132.6メートル)。打球速度110.9マイル(約178.5キロ)だった。2試合連発は3戦連発した5月16~18日以来自身8度目だ。本塁打王争いではアスレチックス・オルソンを抜いてリーグ単独2位に浮上。両リーグトップを走るブルージェイズ・ゲレーロJr.には3本差に迫った。

 5回先頭では一塁側を固めるシフトを突いて三塁側へセーフティバント。投手アービンが処理する間に一塁へ駆け抜けた。2死後には二盗を決め、シーズン10盗塁に到達。メジャー通算39盗塁とし、日本人歴代5位の田口壮に並んだ。

 次回登板は17日(同18日)の本拠地・タイガース戦に決まっている。この日、強打者レンドンが2試合連続ベンチスタートとなった。投打同時出場するかについて、マドン監督は「明日また考えてみる。ベンチ入りの人数が限られているので、難しい状況になるだろう」と話すにとどめた。

(Full-Count編集部)

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