最多得票は佐藤輝か柳田かはたまた… 球宴ファン投票で大激戦の部門は?

阪神・佐藤輝明(左)とソフトバンク・柳田悠岐【写真:荒川祐史】
阪神・佐藤輝明(左)とソフトバンク・柳田悠岐【写真:荒川祐史】

12球団最多得票は佐藤輝と柳田、吉田正の争いに

 7月16日にメットライフドーム、同17日には楽天生命パークで行われる「マイナビオールスターゲーム2021」。昨季は新型コロナウイルスの感染拡大によって球宴も中止となり、今年は2年ぶりの開催となる。

 現在、オールスターの出場選手を決めるファン投票期間の真っ最中。阪神のドラフト1位ルーキー・佐藤輝明内野手が12球団最多得票を獲得しており、複数の部門で大激戦が展開されている。

 セ・リーグの外野手部門でダントツの得票数を誇る佐藤輝だが、最多得票の座はデッドヒートとなっている。パ・リーグ外野手部門でトップに立つソフトバンクの柳田悠岐外野手(30万6260票)と佐藤輝(30万7626票)との差は、わずか1366票。さらに、オリックスの吉田正尚外野手も票を29万6327票まで伸ばし、佐藤輝、柳田を猛追している。

 部門別で激戦となっているのも多い。セ・リーグでは中継ぎ投手、抑え投手、二塁手、そして外野手部門の2位以下が僅差の展開だ。

 中継ぎでは、DeNAの山崎康晃投手と阪神の岩崎優投手の差がわずか2000票ほど。抑え投手も1位の阪神・ロベルト・スアレス投手と2位の広島・栗林良吏投手の差は9000票ほど。栗林はルーキーながら東京五輪の代表メンバーにも選ばれ、ここから票を伸ばす可能性がある。

ソフトバンク松田と西武中村が接戦のパ・リーグ三塁手部門

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